2009年12月30日水曜日

北条氏康


 北条家3代目当主北条氏康は、相模(神奈川県)の戦国大名。その勇猛さから相模の虎と言われています。若い頃はうつけとよばれていたが、父氏綱の訓戒を守り質素に生きることを学びそれからめきめきと頭角を発揮するやり手となっていきます。戦術では奇襲作戦を得意とし、夜襲で上杉朝定を討ち取り、里見氏を打ち負かすなど数々の戦功を上げています。しかし、里見の精強な兵に苦しめられ重臣を失い、上杉憲政を潰走させたわいいが家臣の長野業正に苦戦するなど、若干正攻法が苦手だったようだけど・・・。

 政治方面でも優秀な手腕を発揮し、外政では甲相駿同盟を結び、内政では上水道や目安箱の設置、伝馬制の確立などオールマイティーな活躍をする氏康。その中でも内政は、特に優れていて関東の人々に「ゴミひとつ落ちていない」といわしめるほど行き届いた政治をしていたそうな。そういう事細かな政治をするもんだから、町ひとつを囲みこむ約9kmにも及ぶ城壁を築いたり(総構え)できるんでしょうね。ちなみにこの北条家の城壁は大阪城の城壁よりも長かったようです。


 彼の性格を表している言葉があります。「酒は朝に飲め」これは夜襲をするから酒は朝に飲んどけということなのかもしれませんね笑。

<戦国武将パラメータ>
統率90 武勇75 知略90 政治100 義理50 魅力90
特徴:総構え・神内政・夜襲


この武将を評価する点
・内政、外政ともにできる政治手腕・夜襲の鬼・内政が神掛り的

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