2019年2月27日水曜日

資本主義と社会主義に変わる第3の主義について


資本主義に変わるものが必要では

 前から思っていたことでもあり、サピエンス全史などを読んで更に思うようになったのですが、資本主義には限界があるのではないかと思います。というのも、資本主義でどれだけの人が幸せになっているのかと思うのです。先日ニュースにもなっているゴーン氏は、脱税など派手にやっていたようですが、資本主義の世の中を謳歌していましたが、結局は犯罪者になり、社会的立場を失っています。ホリエモンもその部類に入ると思います。成功者でさえ、奈落の底に落とされる危険性が隣り合わせにある資本主義は、大多数の人を幸せに出来るのでしょうか?
 また、資本主義は常に成長が求められます。成長が止まれば、数年のうちに会社は傾くかもしれません。5年も横ばいなら確実にライバル他社に抜かれているでしょう。常に去年よりも上の水準を目指し続けなければ、成り立たない資本主義経済に安らぎのときは来ないのではないでしょうか。近年、新自由主義という市場の正義を絶対とする考えもありますが、GAFAの資産合計がドイツの国家予算を超えた現在において、企業の暴走をとめる力が相対的に弱まってきていることも否めません。労働組合は国家ありきのものです。国の力を企業が越えたら、誰が労働者を守るのでしょうか?

 かといって、社会主義が資本主義には勝てないことは歴史が示してきており、不可逆の世の中で、社会主義を提唱するほど愚かではありません。
 そこで、資本主義に変わる第三の新しい主義を考えなければならないのではないかと思うようになりました。資本主義には限界があるということを人類は感じるべき時に来ているのではないでしょうか?とはいえ、自分が今何かを思いついているわけではないのですが。。。



 18世紀から続いてきた資本主義経済に終止符をうつのもてなのかもしれません。と、資本主義真っ只中の業界で働く、30代工場勤務が思う今日この頃です。